第27回 自分を信じて個性を恥じない


日に日に暑くなって、今にもとけだしそうなひろろん店長です・・・どろり

こうして暑くなってくるとスイーツ系男子なひろろん店長は、「パフェ」とか「アイス」などといった文字列に敏感に反応してしまうようになります。

そこでいつも考えさせられるのが、「どこどこの店が美味しい」とか、「今年の流行りは・・・」といった情報群です。

そういう話に目がない人、多いでしょ?(笑)

でも、ちょっと待った!なのです。

たとえば、「ウニが大好き」という人もいれば、「絶対無理!」という人がいて、「ミント味最高!」という人もいれば、「ミントって薬っぽい」っていう人もいるわけです。

味覚は決して共通ではないですよね?
実際には、味覚に限らず、音楽の志向も、好きな絵のタッチも、そして異性の気になるぶぶんや、恰好いい とか かわいい って感じる部分も人それぞれなんです。

にもかかわらず、芸能人がひとこと「どこどこの店が美味しい!」といったとたん、その店の前には長蛇の列!なんともおかしな話だとは思いませんか?

そしてその長蛇の列も1年、いや、場合によっては数か月で消えてしまうことが少なくありません。

情報を得て、列に並び、それらの店をおとずれた多くの人が「美味しかった!」「絶対行ってみるべき!」と絶賛するにもかかわらず、多くの場合、そんな人の列は時間とともに消えていきます。

場合によっては、人気がですぎてお店の人たちの手が回らなくなり品質がおちるといったこともあるかもしれませんが、それはほんの少数派で、ほとんどの場合、行列のあったときにも、行列の消えた時にもお店はおなじレベルのものを提供していると思います。

そして、その味に飽きるほどに毎日かよっていた人もそう多くないはずです。何しろすごい行列に毎回並ばなければいけないわけですから。

ではどうしてこんなことがおこるかわかりますか?

それは、話題になっている店を訪れると、その訪問がいわゆるネタになり、友達に語る事で自分が話題の中心になる事ができるからだと思います。

そして自分の嗜好にマッチしようとしまいと、

”有名人が美味しいといっているのだから、美味しいといっておけば間違いない”

へたに批評してしまうと、

”自分自身が味のわからない人間扱いされてしまう”

と考えてしまうために、多くの人たちが一様に美味しかったと言ってまわるわけです。

結果として、こうして話題にできるお店は話題にできる間だけ行列ができるわけです。
そして味にあきられるわけではなく、みなに話題としてあきられると、

”今更あそこにいってもな、誰も興味もたないし”

と、新たに話題になっている店の行列にならぶわけです。ネタは鮮度が命ですからね。

思いあたる事のある人、いるはずです(笑)

流行がかならずしも悪いとはいいませんし、話題探しはコミュニティに所属し続けるためにはある程度必要かもしれません。
でも、今回、ひろろん店長が危惧しているのは、自分自身の評価を口にできないという点です。

人には個性があります。面白いと思うゲームも、話題も、美味しいとおもう味も、美しいと思う絵画も、素敵だと思える異性も、みなそれぞれに、違っていて構わないんです。

人と違う感想でもちゃんといえるようになってください。
いつもまわりの顔色を見て出来合いのリストから感想文を探すんじゃなくて、自分の意見をもちましょうよ。

そうでなければ、自分という個人の価値って、どんどん低くなってしまうじゃないですか。
わざわざ偏屈に人と違う事を言う必要はないですが、人と違う意見、感想も、ちゃんと言える人、そんな人のなれたほうがきっと楽しく生きていけると思いますよ。

右にならえしかできない人間ばかりの社会なんて、あまりにもつまらないと思いませんか?

まぁ、「長いものにはまかれよ」ってことわざがあるくらいで、自分を主張し続けるにはそれ相応の強さは必要になるんですけど・・・(汗)