第20回 防波堤


ここしばらくスケジュール表のほぼすべての欄に予定が書きこまれていて笑ってしまうひろろん店長ですけどもー。

気が付けば夏の虫の声があっというまに秋の虫の声に切り替わり、寝られない熱帯夜は、思わず布団をひっぱりださずにはいられない涼しい夜にかわりつつありますね。

でも、そんな季節の移り変わりはもちろんの事、仕事においても、学業においても、趣味においても、そしておそらくは人生においても、本当の意味で事が急に進むことなんてないんだろうなと思います。

ダイエットをした事をある人なら必ず経験があると思いますが、食事を制限しはじめるとわずかなりと一旦は体重が落ちます。
でも、そのまま一直線に下がりつづけることはまずありません。きがつけば、少しもとにもどって、そしてまた少しさがって、またもとにもどっていたりします。

また別のケースとしては、一生懸命試験勉強をした筈なのに全然成績があがってこない・・・なんて感じている人も多いですよね?

”結局、こんな事を続けたところで何にも意味がないじゃないか”

そう思って努力をやめてしまった人もたくさんいる筈です。

結論から言うと、長期的にみて、そうした努力がまったく形にならないなんて事は絶対にありません。
かならずしもいい結果だけを生むかどうかはともかく、何か努力を積み重ねると、かならず変化をもたらします。
ただ、ある一定の状態になるまで、その効果が見えない事が多いのです。

たとえるなら水辺の防波堤のようなものだと思います。

水位が2mある場所で石をつみあげて防波堤を建設するとします。
半分の高さである1mの壁ができたとしても、水は、そんなところに壁なんてまったくないように流れてきてしまいます。
半分まで完成している筈なのに、その効果は一向に見えません。

そこからさらに壁を高くしていって、水位まであと少しの高さ、1m90cmまで石をつみあげられたとしても1mの高さだったときとまったく変化がないように水はぞくぞくと壁の上から流れてきてしまいます。
本当は、もう完成は目の前なんです。

1mの高さの壁と1m90cmの高さの壁では流れてくる水の量は瞬間的に計測すれば全く異なりますが、長期的にみれば、ひたすら流れでてくる水の量は、そんなに減っているようには感じられないですし、そこに街があれば、どちらの高さの壁があってもやはり洪水になってしますのです。

でも、その壁が2m1cmになった瞬間、水は、いままでの事が嘘の様にぴたりととまります。
ついさっきまで大量に流れ込んできていた水は、1滴たりと漏れ出てくる事はなくなるんです。

”結果がでるまでの間、あなたの努力はバネを縮めているように力をためていて、あるときそれが解き放たれて一気に大きな結果を出す”

と例える人もいますが、総じて、ある日突然今までやってきた事に対する成果や結果が目にみえる といった事は少なくありません。

もちろん、いつもいつも思っていた通りに事が運び、望んでいた結果が得られるわけではありません。
どんなにがんばったとしても失敗してしまう事はあるんです。

でも、何かをがんばってやり続けている限り、必ずそれは前進だと ひろろん店長は思っています。

仮に今、ここでようやく目にみえるようになった変化が思っていたものとは違う”失敗”であったとしても、それは、もっと大きな結果を生むための途中の石積みなんだと思います。

本当に大切な事は、今目にみえる結果より、くさらずに前に進み続ける事。
たとえ、少し立ち止まって休んだとしても、また、歩き始める事だと思うんです。

”やってもまったくの無駄”

なんてことは決してありません。

”まったく意味のない失敗”

なんてものもおそらくはありません。

これから受験に向かう人、
新社会人になっていく人、
独立を志してがんばっている人、
恋愛や結婚で悩んでいる人、

今ある障害は、きっと自分自身が成長するためにきっと必要な障害です。
そして、何も障害がないチャレンジよりも、何かしら障害があるチャレンジの方が乗り越えた時の喜びは大きくなるものです。

なので、何がおこってもくさらず歩き続けましょうね。

スケジュールぎっしりでもくさらずがんばれ ひろろん店長!

ちょっとくらい うまくいかなくてもいちいち心折られずのりこえていくんだぞ!

と自分にエールを送ったところで、今回コラムはここまで!(笑)