第16回 引き際


毎度、めっきり暑くなりドロドロに溶けだしそうな ひろろん店長ですけども・・・(汗

さて、物事には、常にはじめと最後があります。
その間がどんなに長くてもはじめなければ何もおこらないし、宇宙の真理を解き明かそうなどと思わない限りは、終わりも必ず訪れます。

若い人は、始める事に抵抗を感じて躊躇して動けなくなってしまう事が多く、はじめたあとは、しんどくなったり飽きたりしたらすぐやめてしまう・・・なんて事が多いように思います。

結果としてなかなか新たなスキルを習得したり新たな交友関係を作る事が難しくなってしまうわけです。

でも、いろいろな経験を重ねてきた人は、実はやめるタイミングこそが実は難しいという事を知っています。

これは、プライベートな世界でもビジネスの世界でも同じだと思います。

幾つか例をあげてみますね。

たとえばダイエット!
ダイエットをはじめようと思うと、今まさに今日からでも始められますよね?
おそらく”食べたい”という欲求以外に大きな障害はないと思います。
でも、2か月、3か月と続け、わずかなりとその成果があらわれてくると、やめどきの判断はなかなかに難しくなります。
今やめてしまうと、いままでの苦労が水の泡になってしまう。
あるいは、今やめなければもっとがっつりやせらる筈なのに・・・などなど。

でも、ダイエットは、適正体重を超えてずっと続けてしまうと体を壊してしまうわけです。

次の例は、そう、ちょっと大人な視点で新規ビジネスプランについて・・・

コンビニ経営をしていた人が、一度コンビニ以外の店ももってみようと多角経営にのりだし、全然畑の違うレストランを開業したとします。

そのレストランは当初からうまくいくかもしれませんし、全然思うようにたちあがってくれないかもしれません。

仮にうまくいって2号店、3号店とお店をふやせたとしても、やはり増やし続ける事はできなくなり、どこかで、売り上げの悪い店舗を整理せざるをえない折り返し地点がやってきます。

もちろん、そもそも1号店から売り上げがあがらないままだったなら、脳裏にはすぐに”撤退”の文字がよぎりはじめます。

ここで葛藤する事になるのは、もう少しがんばれば固定客もついて今までの投資金を回収、プラスにもっていけるかもしれないという考えと、これ以上マイナスが続いたら本業であるコンビニビジネスも続けられなくなるかもしれないというふたつの可能性。

全ての現実に関して未来に起こりうる全ての可能性を考慮して”正解”を導き出すなどという事は、どんなに利口な人がどんなに考えたとしても不可能です。

それゆえ、こうしたものごとの”終点”の見極め、”引き時”の決定はとても難しいのです。

そんなわけで、結局何がいいたいのかといえば、これがまた、過去にも書いた事があったと思うのですが、いろいろ理由をつけて物事のはじめを遅らせたり、何かから逃げたりせずに、”今できる事、今やってみたい”と思うことは、深く考えすぎずに今はじめてほしい” という事なんですよ。

”はじめてみる”事は思っているよりずっと簡単なんです。

そして引き際で悩んだ数、失敗した数がきっとあなたの財産になってくれますよ。

・・・・

そう、株の取引もね、買う時より引き際の方がずっと大事なんですよ・・・。
取り返しのつくうちに撤退・・・それができればもう少しなんとか・・・・・

でも負けを認めたくないからついつい・・・・
あーーーー(溜息)