第14回 仲間 PART2


ひろろん店長です。

3連休の中日、故合って十数年前、最初の店をオープンした頃に一緒に遊んでいた仲間たちが勢ぞろいしました。
厳密に言えば、一緒に遊んでいた仲間たちの中で、当時高校に入学したばかりの年代、現在では31歳になったメンバーが勢揃いしました。(ひろろん店長だけは、ひとまわりと少し離れているのですが(汗))

第7回のこのコーナーで、「仲間は大人になっても作れますよ」と書いたのですが、若い時からの仲間というのは、大人になってからの仲間とはまた少し趣が違っていて、十数年ぶりに顔をあわせても、話はじめた途端、空白の時間なんてなかったかのようにごく普通に、そしてあたりまえに以前通りに喋れてしまいます。不思議なものですね。

これは、大人になってからの付き合いというものが、まずは疑うところから始めてしまうのに対し、学生時代の付き合いは、ナチュラルな状態から始め待っているからではないかと思います。

特に経営などやっているとその傾向は顕著で、初めて出会う相手は、多くの場合、自分、もしくは自分の会社の利益を求めて接触してくることになるので、こちらとしては、不当に”喰われ”てしまわないための注意が必要となります。

また、経営者でなくとも、例えば”親”であれば、その相手が、万が一にも自分たちの子供に危害を加える可能性についても警戒しなくてはなりません。

このため、どんなに満面の笑みを浮かべてフレンドリーに近づいてくる相手でも、なかなか本当の意味で心を許せる関係に発展できないのです。

ところが、学生の頃の出会いでは、普通そうはならないのです。
若くして特別に家族を守らなければいけない立場の人はそうそういないですし、そもそも自分をだまして誰かが得をできるほどの何かもまだ持ち合わせていない事が多いと思います。

このため、警戒心を最低限に、損得を考えずに相手とコミュニケーションを取り、そのうえで、純粋に気のあったものが友人関係へと発展します。

利害関係なく本当の意味で、趣味や価値観、考え方の一致などで友達関係が築けるわけです。

*昨今、若い女の子の場合には、特に年上の異性にはしっかり警戒して頂かないといけない事例が多く発生しているのですが・・・

ともあれ、学生時代の友達というものが如何に財産になってるかを再確認できた休日となりました。

今、スマホ時代、アプリ時代、そして無縁社会と呼ばれる時代になっています。
若い世代が、ここで人とのコミュニケーションを減らしてしまう事は、10年後、20年後の社会の繋がりを限りなく弱くしていってしまう事だと思います。

それは、現在の無縁社会とは全く別次元の孤立社会になるのではないかと心配しています。

歳をとるにつれ、新たな仲間を作る事は難しくなり、そして徐々に、かつての仲間はこの世を去って行ってしまいます。この財産は減っていく可能性がどんどん高くなってしまうということです。

今回は(も)ちょっとお説教じみた内容になってしまいましたが、1年でも若いうちに、1人でも多くの仲間を作ってほしいというのが今回のテーマ、お願いです。

それは、必ず素晴らしい財産になります。自分の人生を豊かにするばかりでなく、もしかすると社会を変えていく力にさえなるかもしれません。

10年後、20年後、もしかすると、相手が亡くなっても、自分が死んでも、それはお互いの魂、心を支えてくれるかもしれません。(おっと、ちょっと宗教じみてきたぞ)

今、寝っ転がってアプリで遊んでいる自分が未来の自分を孤独で寂しい人間にさせてしまうのだと思います。

簡単に「コミュ障」だからとファッションの様に口にするのではなく、自分から1歩前にでて人との繋がりのチャンスを大切にしてくださいね。