第10回 妄想で頭は良くなるのか?


日々受験生の論文の”直し”をする役目を担っていながら何故かこのコラムを書くのは随分久しぶりな気がする ひろろん店長です(汗)。

さて、受験勉強に付き合っていると、時折考えてしまうのは、”頭の良さ”の基準とは一体何なんだろう?という事。

誰もがパッと思いつく能力としては”記憶力”や”計算力”があげられるでしょうか。
でも、誰かと話をしていて

「この人は頭がいいぞ!」

とハッとする時は、案外この記憶力や計算力が高い事を目の当たりにした時ではないような気がします。
そんな時は、「この人は記憶力がいいぞ!」とか「計算力凄い!!」と思うだけです。

もちろん、人によって、

”頭の良さ”

のイメージは異なると思いますが、ひろろん店長の場合は、発想力の意外性や、問題に遭遇したときのレスポンスの速さ、そしてより多くの人たちとの円滑なコミュニケーション能力や統率力の高さを見せつけられた時にその人の”頭の良さ”を感じます。

少し話を戻しますが、記憶力を鍛える方法や計算力を鍛える方法というのは、比較的想像しやすいですよね?
一般的に学校や塾の授業として採用されている様な勉強方法がまさにこれで、
このため、”頭が良い人になってやろう!”と思った場合、こうしたトレーニングに勤しむ人も多い訳です。
ですが、先述のひろろん店長の感じる”頭の良さ”を鍛えるとなればどうでしょう?具体的なトレーニング方法を思いつく人は少ないんじゃないでしょうか?

そんな訳で今回のひろろん店長からの提案は、想像力を鍛えてみましょうという事。
日々生活の中でどんな疑問でもいいので、まずは疑問を感じてみてください。

たとえば、飛行機を目にした時、どうして飛行機は空を飛べるのか?

たとえば、どうして虫は、たまごから幼虫、さなぎ、そして成虫へと変態を繰り返すのか?

たとえば、ケーキはどうして焼いていると膨らむのか?

等々、なんでも構いません。

ひとつ疑問を見つけたらそれを自分の持っている知識、計算力を総動員して全力で説明してみて下さい。誰に説明するでも構いませんし、単に自問自答するだけでも構いません。
答えはまったく事実と違っていて構いません。
そもそも答えを知っている事は疑問に思いませんよね?(笑)
正しい答えを導くために辞書や検索エンジンを駆使するのではなく、自分の知っている知識を如何に組み立てて今起こっている事を説明できるかを考えるんです。
元来、多くの発明品はこうして生まれ、多くの哲学や、多くの数式もこうして生まれてきたのだろうと思います。
ですが、昨今、技術が発展し、大量の情報があふれ返り、”調べれば分る”事が多くなりすぎて、”考える”必要も時間も激減している様に思います。

それはとても便利で、間違いを少なくしたかもしれませんが、人がモノを考える力、わからない事にぶつかった時に反応する力、そして、自分の得意分野ではない様々な分野の人たちとの意見交換、交流の場を減らしてしまった様に思います。

疑問のネタは毎日どこにでも転がっています。
人の想像力は決して尽きる事はなく
想像の翼は、どこまででも広げる事が出来、
そして何よりそれはとても楽しい事に気づくでしょう。

更にもしかすると、その想像の果てには何かしらの発見、発明というビッグボーナスがつくかもしれません。

でも、ずっとそんな事をしてきた筈の ひろろん店長が発見や発明で有名になったりパイオニアになったという話は今のところ・・・さて、あったような、なかったような・・・(笑)