第9回 若いうちだからこその貯蓄


そろそろ本気で暑くなり、じっとしているだけで体力が奪われていくというのにどういうわけかやせ細っていったりはしない ひろろん店長です(汗)

さて、何故か最近30歳という年齢について話をする事が多くなりました。
つい先ほどもたまたま店内でそんな話をする機会があったので、今回はこの話を題材に。

と、いっても30歳を境に何かが突然変わるなんて事がある筈もなく、あくまで「だいたい・・・」という話なわけですが(笑)

新しい事を始めるなら30歳がラストチャンス!

昔誰かにそんな事を言われました。

当時の私は、28歳くらいだったでしょうか?
それこそ「30歳になったからといって突然・・・・」と、つまらないところにひっかかったりもしたのですが、あれから早幾年月。今ではこれは真実だったと思っています。

すでに30歳を迎えている人には、自分にあてはめて頂くと簡単なのですが、30歳を超えてから文字通りいちから始めた事ってどのくらいありますか?
おそらく数えるほどしかないのではないでしょうか?
あるいは、
いちから始めたつもりでも、実は子供のころに少し経験したことを再開しただけだったり・・・なんて場合も多いと思います。

ひろろん店長の勝手な持論ですが、30歳になる頃までは、ものごとの考え方やいろんな選択肢を増やしていける貯蓄の時期だと考えています。30歳になるまで様々な角度からものごを見るための沢山の視点、いろいろなものの考え方、そしていろんなところへ向かっていけるための分岐点を作っていけるのです。

ところが30歳を超えたころから、こうした事がひどく難しくなり、新たな挑戦をしたと思っても、斬新な考え方が出来る様になったと思っても、よくよく考えてみれば若かりし頃に開拓してきた選択肢の中のどれかにあてはまってしまう事が多くなります。

頭の柔軟性の低下だとか、適応能力の低下だとか、様々な言い方をされますが、結局のところそれが歳をとる、老化というものなのだと思います。

そしてこれは、30歳を超えた後もどんどん進んでいくものです。

で、結局何が言いたいかと言いますと、「とにかく若いうちは、沢山考えて、そして沢山行動してください」というごくごく当たり前の事だったりします。

どちらかといえば、まだ30代を迎えていない方へのメッセージになってしまいますがとにかく、今始めておく事、経験しておく事のひとつひとつが、これから先の自分の人生におけるあらゆる選択肢となります。

変な例えになりますが、味覚に例えていえば、若いうちに塩辛さを16段階で診断できる人は、歳をとってからも多くの段階で塩辛さを分類することができますし、その結果によって、次の行動を選ぶ事も出来ますが、若いうちに4段階でしか塩辛さを診断する事が出来ずに歳をとってしまうと、そこから先の人生、どんな塩にであっても、やはり4段階にしか分類することができず、その後の選択肢も4つの中からしか選べなくなるという事です。

そしてこれのもっとも怖いところは、一度自分が4つの味しか判断できない状態になってしまうと、実際にはどんなに沢山の味のものがあっても、それに気が付くことさえできなくなってしまうという事です。これは本当に怖い事なんです。何しろ気が付けなければ成長するための努力をする事もなくなってしまいかねないからです。

昔から漫画にもよくでてくる「頑固おやじ」
それは、こうした既に選択肢が限られてしまった人を言うのかもしれません。

ただ、ひとつ残念な事は、客観的に見てなんとなくなんですが、ひろろん店長自身、「頑固おやじ」になっている気がする事なんですよね・・・・(汗)