第8回 料理してみませんか?


ひろろん店長です。
今回は、ガラにもなく、少しまじめな話を書きますが、
実は結構お得情報だったりするので、特に学生さんや、新入社員の皆さんにがんばって読んでもらえればと思います。

新年度が始まって間もなく2ヶ月。
あちらこちらでよく耳にする様になった言葉は

「時間がない」

です。

なるほど。

大学生ともなれば、友人や先輩方との付き合い方もそれまでとは少し代わってきて、食事に誘われる事も多くなりますよね。
サークル活動は大学間をまたいで行動範囲が広くなり、それらの活動費用捻出のためにはアルバイトもしなくてはいけない。
そして次から次へと投げかけられる課題、課題、課題・・・・。
ひろろん店長も学生時代、「時間がない」とよく言っていたような気がします。

新社会人さんも、そろそろ研修も終わり、本格的に社会の厳しさを感じている頃かもしれません。

でも、この「時間がない」には、とっても個人差があったりします。

「時間は作るもの」という言葉がよく使われますが、本当に時間なんて作れる筈ありませんよね(笑)
では、同じ時間の中で、どうすれば少しでも多くの事が出来るようになるのか?
それは、行動の順番。やるべきことの優先順位のつけ方に秘密があります。

解かりやすい例を挙げてみましょう。
6時間という時間の枠の中で、休憩と、食事の時間をはさんで仕事をするとしましょう。

この場合、普通に考えて、仕事をして、食事をとり、また仕事をして少し休憩をしてまた仕事をする。だいたいこんな感じに進めていく事になります。
もしも、まず休憩して、食事をして、そして残りの時間をぶっ通しで仕事をする・・・なんてスケジュールを組むと仕事中に疲れはたまり、おなかも減って、効率は相当に悪くなるからです。

結果として同じ事を同じだけするにしても、物事を進める上でその順番は非常に大切だということがわかると思います。

また、別の例として、

少しでも長く勉強をしなければいけない日に友達と買い物にでかけなくてはいけなくなったとします。その友達は、午後1時以降しか時間が空いてなくて、買い物にいきたいお店は午後5時には閉まってしまいます。
結果として、午後1時までの間に勉強をして午後1時以降、お店が閉店しないうちになるべく早く友達と待ち合わせて買い物に行き、帰ってきたら再び勉強する事になるかと思います。

これらは、誰にでもわかる簡単な例だと思います。

ところが実際には、多くの人が、友達の都合が1時までつかないんだからと、1時までなんとなく過ごし、一緒に買い物にいったあとは、これまたなんとなく疲れてしまってまただらだらと過ごして一日を終えてしまう・・・なんて事をよくやっているんです。

やりたい事を沢山かかえてしまった時に差がつくのは隙間の時間の使い方です。
隙間の時間を上手に使うためには、その時にしか出来ない事をうまく判断して行動に優先順位をつけていく必要があります。1時間の隙間には1時間になるべく近い時間のかかる作業を。30分の隙間にはなるべく30分に近い時間のかかる作業を割り当てていきます。15分の隙間には15分の、5分の隙間には5分の作業を割り当てます。

もしも1時間の隙間に30分で終わる作業を割り当ててしまうと、後から30分の隙間ができた時、そこに1時間かかる作業を割り当てる事は出来ませんからね。

「そんな細かなところまでいちいち考えてやってられへんわ」

そう思う人は多いと思います。でも、やっている人はやっているんです。
それが、なんでも出来るようになる人と、そうならない人との違いへと繋がっていってるんです。

少し話しが変わりますが、世の中、みんなが平等なんて事は実のところ決してありません。
みんなが平等だと思っていると人と同じ結果が得られない度にイライラする事になります。
世の中は元来不平等なものだと思って下さい。
裕福な家庭もあればそうでない家庭もあります、生まれた時から健康な人も不健康な人も現実にはいるわけです。

でも、時間の流れ方に関してだけは、皆さん平等です。
1日24時間。そこは変わりません。
やらなければいけない事をどれだけかせられているかは平等ではありませんが、
同じ24時間にどれだけの事が出来るかは使い方次第なんです。

では、具体的にどうすればそんな能力を磨くことが出来るのか?

即座に優先順位を作る力、作業を割り当てる力を日常の生活の中でもっとも簡単に鍛えられるのは、料理を作っている時かもしれません。

いつも誰かにご飯を作ってもらっていると気がつきませんが、
限られたテーブル上のスペース、限られた数のコンロ、そして小さなシンクの一般家庭の台所では、作業の順番を間違うと、あっというまに洗い物が溢れ、火にかけた料理には火が通りすぎてしまいます。

毎日ご飯を用意するために使える時間は限られています。

料理ごとの調理の順番、
それぞれの料理の下ごしらえや火をいれるタイミングを考えて
ご飯が炊き上がってちょうどいい具合に蒸しあがる頃、全ての料理を出来立てで並べられるように考えます。
もちろん、隙間時間を使っての調理用具の洗い作業を忘れずに。

どうですか?結構難しそうでしょ?(笑)

でも、こうして、時間を作りだすトレーニングをしていると美味しい料理を作るスキルも身についていく。
これもまた、結果として時間を作りだすという事だったりするのです。