第5回 知らないと恥?


ひろろん店長です。

さて、老若男女関わらず、いろんな方々とお話していてよく思うことがあります。

それは、

「知らない」、「解からない」 と口にするのはそんなに恥ずかしい事なんだろうか?

と言うものです。

ずっと昔から、たとえば、年配の方、あるいは、人に先生と呼ばれる立場の方には比較的多かったかもしれません。
誰かに何かを聞かれた時、ついついやってしまう ”知ったかぶり”

でもこれが、ここ数年、若い学生たちにも多く見られるようになった気がします。

お医者さんが、何かしら病気の事について患者さんに聞かれる
コンピュータエンジニアがコンピュータの事について聞かれる
弁護士さんが法律の事について聞かれる
学校の先生が勉強の事について聞かれる

こういった場合、確かに、「わかりません」とは答えにくいものですよね(笑)

でも、ひろろん店長のように少しねじれた(ひねくれた?)感覚の持ち主の場合、ここで知らない事を知らないと言ってくれる専門家こそが信頼できる専門家であったりするのです。

専門家は、その専門分野について、”調べる方法”を他の多くの人たちよりも詳しく知っていればそれでいいと思うんです。
現代に溢れる膨大な量の情報をひとりの人間が完全に網羅して記憶するなんて事はもともとできっこないと思いませんか?

専門家になればなるほどに言えなくなる言葉。
そして、歳をとればとるほどにいえなくなっていく言葉。

それが
「知らない」「わからない」
という言葉だと思います。

では、学生の言うこれらの言葉にはどんな意味がひそんでいるんでしょう?

知らないといえばバカにされる?
わからなければ仲間はずれにされる?

知らないというのは、恥ずかしい事じゃありません。
わからないというは、格好が悪い事じゃないですよ。

知らない事を耳にすればそのときに知ればいいのだし、わからない事はその時を機にわかるようになればいいんです。
あるいは、正しい調べ方を覚えてほしいと思います。

人は何もかも知らないところから始まるんです。

知っているフリ、わかっているフリをしてしまえば、それらを知る貴重な機会を失ってしまい、場合によっては、自分の大切な信用も失ってしまいます。
もしかすると「いい加減な奴」というレッテルを貼られて友達も失ってしまうかもしれません。

学生のうちからそんなに何でも知ってるわけないじゃないですか。
「知ったかぶり」と付け焼刃の「ぺらっぺらの薄っぺらい知識」をふりかざしたところで誰も尊敬してくれたりはしないですよ。

これから先、情報がより多様化していく中で、「知ったかぶり」をする子達はもっと増えていくような気がします。
みんなが「知ったかぶり」をする世の中なんてろくなものじゃない(苦笑)

ネット上に展開する大手「知恵袋」的なサイトを見れば情報の量だけは膨大で、そのくせ、正しい答えを見つけるのが非常に困難な近未来の姿が見えてきます。

だからこそこれからは、知らない事をちゃんと「知らない」といえる人たちこそが求められる世の中になっていく様に思います。

知らない事は知らない。わからない事はわからない。

ちゃんとそう言える、本当の意味で人から信頼される人間でありたいですね。

ま、とはいえ・・・・

いい歳して、何聞かれても「知らない」「わからない」しかいえないと格好つかないわけですが・・・

がんばれ ひろろん店長(苦笑)