第13回 これが私の生きる道


みなさん、こんにちは。
歌丸師匠が「笑点」の第1回から出演していたというのを聞き、しばし遠い目になったshimanyです。

さて、新年度が始まって、しばらく経ちました。
みなさん、少しずつ新しい仕事に慣れてきた頃だと思います。

しかし、中には、

「なんで、オレがこんな仕事をしなくちゃならないんだ!」

とか、

「こんなコトをやるために、この会社に入ったんじゃない!」

と思っているヒトもいるかもしれません。

何を隠そう、かく言う自分も今の職場に就職した当時(もう、ずいぶん昔ですが)は、やりたいコトがあって図書館司書になったのに、全くその仕事をさせてもらえず、毎日、非常にツラい思いをしていました。

それでも、まぁ、さすがに1年目は仕方がないとは思っていましたが、その後も、毎年毎年、同じ部署への異動希望を出しているのにも関わらず、後から入ってきた後輩がその仕事に就いたり、自分は、ますます苦手だと思っている分野を担当させられたりして、「イヤだ、イヤだ」と思いながら仕事をしている内に、ついに、円形脱毛症になってしまいました。

幸い、その後、漸く希望の部署に配属され、いつの間にか円形脱毛症も治りましたが、”組織”にいる以上、こういったコトは仕方がないと思う反面、もう、二度とこんな思いはしたくないと感じました。

そういった場合、組織を飛び出して自分で仕事を始めるのが一番スッキリするのかもしれませんが(笑)、通常、なかなかそこまでは思い切れません。
では、どうやって自分の中で折り合いをつけていくのか?

少し前に、ラジオ(正確には、ポッドキャスト)で、映画監督の三池崇史さんが、こんな趣旨のコトをおっしゃっているのを聞きました。

「流れに逆らおうとすると、自分はむちゃくちゃシンドい割に、周りから見ると、同じトコロに止まっているように見える。しかし、流れに身を任せると、自分も楽な上に、遠くまで行ける」

う〜む、なるほど。
このハナシを聞いた時、まさに、自分のコトだと思いました。

就職当時は、周りから任される仕事に反発し、自分のやりたいコトばかりにこだわっていました。
そうすると、ツラいし、楽しくないし、成果も上がりません。

その後は、さすがに少しは人生経験も積み、だいぶ流れに身を任せられるようになりました。
それでも、まぁ、それほど遠くには行けていませんが(笑)、少なくとも、以前よりは精神的には随分とラクになりました。

そもそも、自分のコトは、意外と自分では分かっていません(若い内は、特にそうです)。
0 周りの、それこそ自分より人生経験の豊富な仲間や上司が見て判断してくれているのですから、それなりの理由や適性を考慮して、処遇を決めてくれていると思うのです(なぜなら、部下がチカラを発揮して戦力になってくれなければ、上司自身の死活問題になります)。

という訳で、もし、昔のボクのように、今の配属や役割分担に不満なヒトは、その辞表はとりあえず収め(笑)、まずは、しばらく流れに身を任せてから判断しても遅くないかもしれません。

……とは言え、職場には、ハタから見て、そのヒトの好きなコト、得意なコトを任され、思う存分、能力を発揮しているように見える同僚もいます。

ボクが見るに、そういうヒト達は、たとえ、最初にいささか不本意な部署に配属されても、そこから少しずつでも自分のチカラを周りに認めさせ、最終的に、そういったポジションを”自分で”獲得しているように思います。

そこまでのヤル気や努力を見せずに、単に、「自分はこれをやりたい」とか、「これさえヤラしてくれれば、オレはスゴいんだゼ!」と言っても、そりゃあ、説得力がないでしょう(笑)。

……と、エラそうなコトを言っていますが、今回のハナシは、読者に対してではなく、完全に、自分自身に言い聞かせています(苦笑)。

昨年・今年と、改めて自分に与えられた仕事を見るにつけ、やはり、自分にはこういう仕事が向いていると思われているのかと。
個人的には、全く得意とは思えず、むしろ、苦手な分野だと思っているのですが……

まぁ、自分でやりたい仕事を獲得するための努力もしていませんし、以前と違い、周りが判断してくれたなら、しっかり全うすべきだとも思いますが、やはり、どうもしっくりこない。

……そもそも、自分はどの分野で遠くに行きたいのかが先決なのですが(笑)。