第4回 免許皆伝


みなさん、あけましておめでとうございます。
昨年末に初めて「東条湖おもちゃ王国」に行き、すっかり、その巧妙過ぎる”徴税方法”に舌を巻いたshimanyです。

さて、職場には、毎年秋に、図書館司書の資格を目指している大学生が実習に来ます。
普段、大学生としゃべる機会等全くないので、ここぞとばかりに、興味のある大学生のパソコン事情なんかを聞きます。

ところが、ネットやニュースから想像していると、もう、大学生なんて、それこそ全員、スマホはもちろん、タブレットかノートPCを常に持ち歩き、当然、授業でも使いまくって、読書は電子書籍で、常にデジタル・デジタル……かと思うと、実際は、全くそんな様子ではないとのコト。

というか、そもそも実習自体、パソコンを使って行うのですが、その操作方法を見ていても、それほど達人のようには……(笑)

さらに職場関係で言うと、利用者の中には東アジア系の留学生が割といるのですが、利用カードの登録や資料の問い合わせの場面等で、これまで不愉快な思いをしたコトは一度もありません。
みなさん、基本的に礼儀正しいですし、我々日本人を嫌悪しているようにも見えません。
もちろん、日本に留学するくらいですから、どちらかというと日本に対して好意的なヒト達でしょうが、それでも、日頃の報道から想像するのとは、かなり様子が違います。

また、子どもが保育所に入る時も、いろいろ事前に耳にするコトから想像していたトコロでは、当然のようにいじめが横行し、保護者間ではカースト(て、なんだよ)が敷かれ、おかしな先生やモンスタ・ペアレンツが横行する……みたいに思っていたのですが、実際には全くそんなコトはありません(笑)。
保育所関係で接する方は、みなさん本当に感じがよく、子ども達も、毎日楽しく過ごしています。

このように、マスコミを通じて見る世界と実際に自分の目で見る世界は、かなりの違いがあります。
これは、どういうコトなのでしょう?

少し前にウチの職場が新聞の取材を受けた時、実際に掲載された記事を見て、その中にかなり多くの間違いがあるコトにビックリしました。
新聞記者さんというのは、それまで一度も訪れたコトのない場所に行って、ほとんど知識がない事柄について、関係者に少しハナシを聞いただけでスグに記事にしなければならないので、誤解や理解不足があるのは仕方ありません。

考えてみればあたりまえなのですが、なぜか、我々は新聞は「絶対正しい」と思い込んでいます。
(そして、それを読んだ利用者の方に、「新聞に書いてあったのと違うじゃないか!」と怒られます(笑))

また、このような、いわば本当の”勘違い”ではあく、報道には、なんらかの”悪意”があって、意図的に事実と違うコト(ウソ)を書く場合もあると思います。

例えば、スグに思いつく例だと、芸能人の恋愛関係や、スポーツ選手の移籍等についての報道等、売るために書く場合です。
そして、本人がいくら報道内容を否定しても、みなさん、報道の方が正しく、本人の方がウソをついていると思う傾向にあると思います。

これだけいろんな問題で、新聞やテレビの誤報(という名の捏造?)が明らかになってもです。
それだけ、今でもいわゆるマスコミには権威がある(というか、こっちが勝手に感じている)というコトです。

ただ、今、あなたが読んでいる、このような文章でも堂々とネットに載る時代になると(笑)、少し事情も変わってくるかもしれません。

昔、自分が運転免許をとるまでは、友人のクルマに乗せてもらう際、どんなに初心者でも、免許をとった以上、運転技術には全く問題ないのだろうと完全に安心して乗っていたのですが、いざ自分が免許をとってみると、この程度でも免許をもらえるのかと、急に恐ろしくなりました(笑)。

これと同じで、誰でも簡単に、大手のニュースサイトと同じ媒体(インターネット)で情報を発信できるようになると、マスコミの権威に対する考え方・捉え方も自ずと以前とは違ってくるように思います。

そのコト自体がいいのか悪いのかは分かりませんが、いずれにせよ、誰もが”免許”をもてる世の中になってしまった以上、これからは自分の目で見たモノを自信をもって信じ、そうでないモノには、それなりに疑いの目をもってのぞむ必要がありそうです。

まぁ、ちょっとシンドいですが(笑)。